認定NPO法人 自然環境復元協会 Association for Nature Restoration and Conservation, Japan

理事長挨拶

 この自然界に春の命が漲り、草木の芽吹きとともに新たな年度を迎えようとしていたときでした。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック対策、緊急事態宣言、自粛要請など、先が読めないままの幕開けとなりました。このような中で青空は本来の輝きを取り戻し、これまでのヒトによる環境負荷を五感で直接知り得たのは皮肉なことでした。これらの影響は、市民生活や世界平和にまでも大きな打撃を与えています。決して、楽観視することはできません。

 先ずはヒトの命を守ること、これこそが最優先です。世界的レベルでの経済情勢の悪化と感染第二波、第三波の不安感の増す中で、新たな生活と社会のスタイルを大胆に模索し創造するのです。われわれの相手は大自然です。課せられた任務と活動はますます厳しくなると考えます。 NARECが今後も歩み続けるためには、それなりの覚悟が必要です。現実を見据えて、小回りのきく、着実性のある組織に進化せざるを得ません。

 これを好機と捉えます。「外なる自然の再生」には今日まで地道に取り組み、ささやかですが実績も積んで参りました。これからは「内なる自然の復活」にもより力を注いでまいります。誰もが持ち備えているはずの大自然への共鳴、畏怖や感動する心が目覚めたときにこそ、ヒト本来の優しさや思い遣り、溢れる豊かな人間力が発揮されます。ヒトと自然とが調和した環境の再生を目標に、様々な展開に向けて、急ぐことなく確実に取り組んでまいります。

 どうぞこれらの活動が勇敢に持続できますよう、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、引き続き宜しくお願い申し上げます。

2020年7月
理事長 石川晶生

 

 


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