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昨今の地球環境問題やエネルギー危機、食糧危機、あるいは人間性の危機という諸問題を解決することにおいて、今後、農山漁村はキーとなっていくでしょう。
認定NPO法人自然環境復元協会(以下、NAREC)では、農山漁村が自立的に活性化するためには、地域の特性を活かしたコミュニティ・ビジネスをスタートさせることが肝心と考えています。
今年度の「田舎で働き隊!」では、北海道、静岡県、長野県、岐阜県の4県(計5地域)にて地域再生に熱く燃える方たちとともに、行動を開始しています。
■活動レポート・ブログ
【北海道旭川市神居(カムイ)地区】
[活動中心地]斎藤牧場
[地域特性]山地放牧による酪農、蹄耕法で自然環境に調和した牧草地を形成し、牛と自然の力を最大限発揮した営農を実践してきた。
[課題]
・最近2カ年で20頭が減少し,現在40頭程に減少した。
・山地放牧技術の伝承及び牛飼養の栄養面の管理。
・特産品の開発。
・労働力の確保(加工品製造技術者の後継者)。
【静岡県松崎町石部(イシブ)地区】
[活動中心地]石部の棚田
[地域特性]10年前より多くの協力者によって復田され、その後棚田オーナー制度を活用しながら保全・維持を行ってきた。静岡棚田十選に選ばれた駿河湾を望むロケーションは圧巻。
[課題]高齢化により棚田の保存が困難になりつつあるところ、来年10月に棚田サミットが開催されることが決定し、受け側の体制づくり・後継者育成が急がれる。
【静岡県菊川市倉沢(クラサワ)地区】
[活動中心地]上倉沢の棚田
[地域特性]最盛期には3000枚以上の小さな田んぼが美しいモザイク模様を作り、毎年500俵余の米を生産していたが、減反政策や後継者不足から減少した。現在復田できているのは、最盛期から比べてまだ10分の1程。
[課題]現地の保存会をNPO法人化し、棚田オーナー制度に取り組むことによって、組織の基盤強化を行う。後継者を受け入れることができるだけの体制をつくりたい。
【長野県飯田市川路(カワジ)地区】
[活動中心地]市田柿の生産農園
[地域特性]南信州の伝統食品である市田柿を中心として、地域に根ざした経営を行っている。
[課題]生産者は高齢化で減る一方であり、遊休農地は増え続けている。柿の種一万粒プロジェクトや市田柿一万本プロジェクトを同農園が宣言し、元気な農村をつくっているところである。
【岐阜県揖斐川町春日(カスガ)地区】
[活動中心地]ちゃぼぼ園
[地域特性]歴史ある在来種の茶畑文化と景観が残っている。
[課題]現在は耕作放棄地がまばらに広がり、杉林などが形成され、景観が壊れつつある。茶畑オーナー制度をつくり、多くの地権者とともにこの空間を守っていきたい。
■「田舎で働き隊!」とは・・・
「田舎で働き隊!」とは農林水産省ですすめる農村活性化人材育成派遣支援モデル事業のことです。
詳しくは農林水産省ホームページをご覧下さい。
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最終更新日 ( 2010/02/10 水曜日 10:04:09 JST )
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